ぼんやりっ子、ヘミシンクをきっかけになんかスピっぽくなる。

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1月イレブン・スター☆体験談

2015 - 01/14 [Wed] - 19:52

明けましておめでとうございます(すごい松の内ギリギリじゃ……)。
なんか書けることあまり見つかりませんで、スローペースですが。今年もよろしくお願いしますー(^_^)
______


1月イレブン・スター☆体験談


挑戦したのは午後11時を少し回った頃。十二、三分ほど遅刻したかな……。
サイクルズをセットして、灯りを落としてベッドに入り込むと。

鐘のような、金管楽器の神秘的な音を聞きながら、ほっと溜息をついて、静かに
目を閉じた。

(知覚の調子がすこぶる悪い。
疲れたからだろうか。)

思いながら、集合場所の一つ、『ログハウス』に降り立つと、真っ暗に近い視界の中で、自分が美しい白いレースを幾重にも重ねたワンピースを身にまとっていることに気付く。また、薄い透かし模様のベールを軽く肩の上にかけている。

(何だろう、この格好。すごく……なんか、いつもの自分と違って落ち着かない……)

しかも裸足。靴やサンダルもだめらしい。イメージしてみたが、何だかうまく行かない。

振り向くと、ガイドが寝台に腰かけている。

「アスワ、このカッコ、なんだか変だよ」

訴えたけれど、別にいいぞ、似合ってるじゃないか。綺麗だ。みたいにして、適当に流された覚えがある。
なんだかいたたまれない。普段黒とかの濃い色の服を着ていることが多いだけに。こういう清楚なものは、正直苦手だ…。

何はともあれ、イレブン・スター☆会場にいかなければ。リーボールを形作る。朝な夕な、ガイドに出力を上げたリーボールを作るのを心がけるように。と言われたおかげなのか、ヘミシンクを始めたばかりの頃は緑色だったリーボールは、出力パワーが上がったのか、一息で作っても見た目真っ白になっていた。シャイの助けを借りても、紫色がやっとだったのに、二年経つと変な所が成長しているもんだと思う。

「私は全ての生命の源からくるエネルギーに向かって自らを開いている」

アファメーションを唱え出す。

全ての存在に愛と感謝の心から接する。
自分と同等かそれ以上の存在からの愛ある支援を望む。
私は愛の力を知り、理解し、表現している。

そんな内容の事を、ぱっぱと言っているのだけど、今日は口調が威厳があるというか。調子が厳かで、自分で言っていて変な感じ。ちょっと違和感。今日はどうしたんだろう。
内心首を傾げながらつっかえつっかえアファメーションを唱えていると、前方から声が響いた。
「全ての者に祝福を」
――えっ。
驚きに顔を上げてアスワを見ると、静かにこちらを見つめている。
唱えるの?
目を見開くと、微かに頷く。ちょっと、それ、すごく、私にとっては、大それたことに感じるのだけども。
「……す、すべてのものにしゅくふくを。アーメン。って、何でアーメンなの、何で」
そもそも意味知らないのにどうしてするーんっと口をついて出てしまうのだ。
とか何とか、言ってから自分で独りツッコんでいる内に、不可解な現象が目の前で起きた。
突然、何の前触れもなく、純白の光が目の前に出現した。
「わぁあ!何なになに!」
びっくりして大声が出た。ぎょっとして見ると、白く燐光を放つ細い光のケーブルが、多面体の複雑な形に編み上げられたような、何とも形容できない幾何学立体が目の前に出現して発光している。目に見えないエネルギーが凄い速度で噴き出していて、まともに浴びた私の姿も、白いレース調のワンピースから、ふわりとした白衣(びゃくえ)に変わる。髪の毛も伸びて、少し薄い焦げ茶っぽいのが、真っ黒な髪になってしまった。巫女か神女のような格好だったのだと思うけれど、マイナーチェンジすぎて、何がどう変わったのか、自分でも良く分かっていなかった。知覚の状態が悪すぎる。
(こういう立体っていうと、神性幾何学……フラワーオブライフ? トーラス? いや、違う、でも、これ、なんかに似てる)
何だなんだ。ともっとよく見ようと引き寄せるために両手をかざした瞬間、ぎゅんっっと体が上に引っ張り上げられるというか、持ち上げられる心地がした。
「は?え? ええええええ!?」
声が出た時には既に、フォーカスレベルを移動中の時、私がいつも知覚する闇の中。周りを凄まじい速度で景色が上から下へと通り過ぎていく。ガイドじゃなくて、光の幾何学の塊が私の手をがっちり捉えて、どこかに放り飛ばそうとしているのだ。行先はたぶん……関西ゲルのようだけど。下の方からガイドは普通について来ている。追っかけてくるというより、ついて来ている。
(うそでしょぉ!?)
驚きのあまり唖然としている間に、あれよあれよと上昇し、フォーカスレベル21、関西ゲルに到着……した先が。

周りが万華鏡のように光が乱反射しているような。よく見ると、狭い空間の中に閉じこもっている。薄いピンクがかった空間。ということは……。
ここはクリスタルの中だ。悟った私は少しうろたえた。外からカゴメカゴメが聞こえてくる。大勢の人が左右に歌いながら揺れている影が、中からすりガラスを通したように見える。私は光の幾何学の立体を抱えたままだ。外に出た方が良いのだろうか。
出ようとすると、体の後ろにガイドの気配。右の前腕にアスワの右手が背後から絡みついた。ぐいっと引き寄せられて尻もちをつくように座り込む。ガイドの体躯が大きいから、さながら、膝をついて屈むガイドの懐に、ひな鳥のように囲い込まれたような感じだ。
「このまま終わるまでじっとしてろ。そのままでいい」
何が起こるんだ。
目を白黒させたまま、カゴメの歌だけ、二回目の途中から一緒に歌う。歌い終えると、腕の中にあった一抱えほどの幾何学体は、無数の白い光のリングか泡かになって弾け飛び、一つひとつがレトリーバルに向かう各人の胸元へと飛び込んで行った。
ああ、祝福ってそういうことなんだ。
(といっても、全然私、自分のパワーも何も使っていないけど。右から左へ受け渡した感じなのかな……)
どこからあんなエネルギーが。と、薄っすら思っている間に、アスワが目にもとまらぬ早さで立ち上がりながら、私の膝をすくいあげてしまう。横抱きにされてびっくりする間もない内に、私たちはクリスタルの外へと飛び出してしまっていた。
一緒に、ドラゴンパレードのドラゴンたちがばばばばっ!と飛び出してくる。周りで色とりどりの花火の火が鮮やかに散る。私はというと……漆黒の龍の背に、体がちょっと同化するような感じでくっつけられて、空高く駆け上っていた。
「わあ、アスワが、龍の姿だ! クロの姿だ! 久しぶりに見た!」
中学生の時、よく傍に寄り添っているのを想像していた黒い龍の姿。彼は本当にいろんな姿で私の隣にいてくれたのだ。それにしたって、ネーミングセンス。中学生の頃からなかったんだなぁ。
『この姿も久しぶりだろ』
軽く振り向いた龍が黒鋼の鬣をなびかせ、白っぽく銀みたいに輝く瞳を細めてぞろりと笑う。いやぁ、素敵だ。格好良い。最高だ。
「スゴイ、凄い!あははは!大好き、アスワ!」
『そりゃあ良かった。このまま飛ぶか』
「うん!」
童女のように無邪気に笑って頷いた。速さがあるみたいで、向かい風をばたばた浴びていたのか、視界がとてもぐらぐらする。頭が揺れるぐらい、ジェットコースターのように、トップスピードで空を駆け巡る。風を切って上空から見下ろすと、関西ゲルの屋台通りの白熱電球の灯りが並ぶのがよく見えた。蒼玉の角に掴まって落ちないようにしながら、しばらく龍の背中から夜景のように見える関西ゲルの姿を楽しんでいた。
『この後どこに行きたい』
「LUNAに! ラテアート見たいんだ!」
その後、下の方に降りてくると、私を落とさないようにと、いつの間にか腰や背を龍の体に縛めていた黒い鱗?の帯が外された。ひつじラテアートぉ!と小さく叫びながら、とたとた走る。背がとても小さくなった気がする。ガイドが隣にいると、自分のサイズ感が狂ってしょうがない。しかも知覚がついに2Dになった。まるでアニメだ。ひどいもんだ。今日は本当にエネルギーがないらしい。
とにかく視界が大変なことになっている。
ぐらぐらしながらLUNAに辿り着くと、「サン、サン、知覚アップのドリンクちょうだい……」「大丈夫?」「あんまり……。」
サンからジンジャーエールをもらった。二杯ぐらいドリンクを飲み干して、少しマシになる。だめだこりゃ。探索しようにも人のざわつきしか分からない。
「そういえば、ひつじのラテアートがあるんだよね?」
「うん。はい、どうぞ~」
言って差し出されたカップを覗きこむと、迫真ものの羊の絵画がラテアートで表現されていた。写真か。どれだけ力込めたんだ。とツッコみを入れたけれど、眠くなってきて、もうまともに会話ができない。
「ふゆ、ふゆ。大丈夫?」
「うん……」
「ふゆ、本当は、たくさんの人があつまって、わいわい騒いでいる所にいるの、とても苦手だものね……」
「そんなことはないよ……私、共同探索、楽しいよ」
「うん、だけど、ふゆは一人でゆっくりしているのが好きでしょう? 奥に専用のスペース用意してあげたから、そこで休むといいよ」
「(みんなに悪いよ……)」
「いいから、いいから」
と、眠気でふらふらで、ろくに受け答えのできない私は、いつの間にか移動させられていた。気付けば、モノトーン調のカフェの店内から、深い臙脂の壁に囲まれ、かなり暗く絞られた間接照明で照らされたシックなボックス席に移り、飴色の品の良さそうなテーブルに頭から突っ伏している。横に座っているガイドの髪を梳いたり背中を撫でていく手が非常に気持ちがいい。やめろー寝てしまうやないかーとかむにゃむにゃ言ったかもしれない。魅惑の感触だ。睡魔がすごい。ずっと左の方、下の方(ここは二階らしい)から、食器ががちゃがちゃ鳴る音や人の喋る音が作る喧騒が聞こえてくる。眠りかけの頭のアンテナは意識が深いせいで余計に開かれているようで、誰のものかも分からない思念の声が大量に飛び交っている。内容も雑多で把握できない、意味のない音だ。
「寝たらだめだ……せめて、知覚クイズだけでも、見るんだ……」
重い瞼をむりむりこじ開けて、視界も真っ暗、雑念で聞こえる音もぐちゃぐちゃの中、瞬間移動で、バロンさんのバーまでたどり着く。
「……なんか……キャラクターっぽい。ヒビキさんの?これ」
しんじゅ☆♪さんのは、あまりよく分からない気がする。というか、この状態では何も鮮明に知覚できないので、探り当てられる方が奇跡的かもしれない。
知覚できたのは、水色の何かぬいぐるみのような一部……だと、思った。

ぬいぐるみ、ね……。あー、キャンパ……ス……。

思って、がくりと、意識が落ちたのだった。

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プロフィール

ふゆ

Author:ふゆ
 大阪在住。なぜスピに入ったか、いつからスピなのか、最近ちょっと分からない。
 基本のんべんだらりと過ごしつつ、日々の気付きや自分のこととか、ナニカ?との会話からてきとーに。

 時々ヘミシンクの要領で非物質世界に行ってみる。自分フィルターかかりまくり。どう受け取るかは自己責任で。


at 2012.09.28.

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