ぼんやりっ子、ヘミシンクをきっかけになんかスピっぽくなる。

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【WAVEⅤ‐F15フリー・フロー】レディー・ピンクとの出会い

2015 - 07/16 [Thu] - 01:02

 うだるような暑さになってきた。

 このところ精神状態があまりよくなかった。
 最近、なぜか人前に出るとものすごく切羽詰ってしまっていた。パニック障害か、と思ったほどに。
 電車に乗って、高校生なんかの無邪気な語らいが聞こえて来るだけで、急に心臓が早鐘を打つという、自分でもかなり意味不明な追い詰められ方。前々からそういう気はあったけれど、かなり六月はひどい。

 母の統合失調症にも波があって、こういうなんだか気圧が安定しない春先から梅雨明けぐらいが一番しんどそうにしていた。(辛そう、という意味だ)
 この精神障害、遺伝の要素も関わっているということで、私もその気が入っているのだろうなとは思うが、この先の生活を思うとこのパニックもどきの放置は非常によろしくない。余計なストレスの元になる。神経をやりすぎたら鬱か統合失調症で母の二の轍を踏みかねないので、その辺は少し過敏になっている。
 精神の落ち込みの波は結構気候と関わりが深い。二十年近くそういう症状を持っている人と一緒にいたから、経験上、そういうことなんだろうと思っている。リズムがあるのだ。昏い目でぶつぶつ言ってる時期だ。そのくせやたら行動力があって要注意な時期でもあった。
 でも時期だけではないように思えた。内観して感情の根元を注意深く探っていると、どうにもこんな感情が浮かび上がってくる。

 自分を出していると殺される、という恐怖が、私の中に根付いている気がする。

 そんな馬鹿なと自分でも呆れるのだけども、どうしても拭えない。しかもどうにも、こんな恐怖、トラウマをもつような経験は人生21年、身に覚えがない。
 別に私は誰かに殺されかけた訳ではない。生きてきた中で何度か後ろ指はさされたかもしれないが、それだけだ。そろそろその連中には怒ってもいいのではないかと思う。私はたぶん不必要なぐらい寛容だったか、怒りを覚えてもそれを感じないふりが得意だったようだ。

 私はあまり過去生に原因を求めるのが好きではないのだけど、どうも、何だかこの人生だけで説明しきれない気がする。
 悩みながら、何かヒントはないかと心の内で自身のガイドに問いかけながらヘミシンク探求大全を開けば、そこはフォーカス15の探求について書かれたページだった。
(悩みがある時、気になる本を手に取り、念じながら適当にページを開くことで、現状の捉え方のヒントをもらいに行くことがある。私なりのガイドメッセージのアクティブな受け取り方のひとつだ。)

 フォーカス15にはあまり好んで今まで行った事はない。自分の魂が経験してきた前の生にそこまで関心が湧かなかったから。そして、具体的に実現したいような願望も何も持っていなかったから。別に願わなくても大体叶ってきた気がするので。
 正直、自分にとってはこれといった目的がないので、退屈で苦手とするフリーフローだ。以前参加していた共同探索では、体験に的があったので、それでもなんとかこなせていた気がするが。

 直感だが、この根拠のない強迫観念が過去生からのもののような気がしていて、やはり、と思った。

 過去生での体験を知ることが、現在の自分のネガティブな条件反射、行動パターンに伴う感情を軽減することに繋がる、というようなことが書いてある。

 本当に何とかなるんかいな……。げんなりしていたけれど、まぁ、やらないよりはマシか。と。
 近頃はヘミシンクのための時間を作るということをしていなかったのと、毎日帰るのが遅いのもあって、ほとんどヘミシンクをしていなかった。体験できるのかな、と思いながら、電車の中でセッションに挑戦することにした。頻繁に乗り換えがあるので、グラウンディング不足が心配だが……まぁ、エスカレーターなどを使って、なるべく危険を避けるルートを取ればどうにかなりそうだ。

 オープニング・ザ・ハートとはまた違った趣の導入の曲にリラックスしながら、基本ツールを使って準備をしていると、私の瞼の裏でイメージが弾けた。

 ぱっと思い浮かんだのは鮮やかな桃色のツインテールだ。豊かな房が頭の横でふんわりと揺れている。次いで見えたのは派手な化粧の、同じぐらいの年頃の女性の顔。このあたり、初めて知覚するからか定まらないが、どうも歌舞伎とか隈取、道化のような雰囲気の化粧だ。鼻先には真っ赤な紅。真っ黒なマスカラとアイラインでがちがちに縁どられた目は凄みがあって獣のよう。目尻の縁には涙のようなものが描かれ、ピンクのハートも一つ、向かって右の目尻についている。格好は黒を基調としたパンクスタイルのミニスカ。制服のようにも見える。ずいぶんアバンギャルドな存在が突然目の前に現れて、私はしばらく反応に困って固まった。

「うふふ。ようこそ、フォーカス15へ! 私が今回あなたの案内役をするわ!」

 手をこまねいて高い声で言い放つ女性に、私は戸惑ってきょろきょろ辺りを見回した。

「あの、アスワは?」
「今回は私に任せると言っていたわよ。さぁて、今日は貴女は何をしにきたのかしら??」

 きゃらきゃらと笑う彼女はどうやら本当にフォーカス15担当のガイドのようだ。まさかこんなアウトサイダーな存在が出てくるとは思わず、未だに面食らいながらも、今のパニック状態に関係のある過去生があれば見せて欲しい、と頼んだ。
 声質はどちらかといえば、Dr.スラ○プのア○レちゃんのような声だ。

「はいはぁい、それじゃあ行きましょうか!」

 ぐいっと手を引かれて、真っ暗な闇の中を移動していく。何か周りがものすごい速さで通り過ぎて行ったような気がしたと思ったら、何かスプラウトグリーンのぷよぷよした何かのイメージが湧いてきた。

「ほらごらんなさい! あなたの過去生の姿よ!」

 見れば姿見が目の前にある。私がはっと気づくと、ぷよぷよのグリーンの物体は自分だった。何といえばいいのだろう、ナメクジのような頭に土偶のようなシルエット、半透明の体。
「……非常に画期的なシルエットをしているね」
 プロポーションがハニワなスライム生物。謎すぎる。地球生命体などでは全く有り得ないだろうから異星人の類か何かなんだろうが、それにしたって何てファンタジーな体をしているんだ。

「地球ではないんだね」
「そ。異星人よ。しかもこの星では、奴隷制度が存在していてね。貴女はその星で、インドのカーストの不可触民とかにあたる存在だった訳」
 なんともまぁ、地球に負けず劣らずひどい惑星だ。
 しかもぷよぷよグリーンの土偶がぷよぷよグリーンの土偶を奴隷にする。シュールすぎる。
「奴隷階級の身で、自我を出せば主人に厳しく罰される状態だったの。でもそんなの、当然生きているなら不可能だわ」
 ふと気づけば、何か失敗をしたのか、主人に突き飛ばされる自分の姿が斜め下に見えた。パステル紫の家とかクリーム色の路、ピンクの街灯が毒々しい。この星の色彩感覚は破綻しているのではないだろうか。私が破綻しているのだろうか。
 ともかく、主人を見れば、その手に鞭がある。ぱんっと乾いた音がしたと思ったら、私の体は真っ二つになって、寒天みたいな形質の体は無様に路の上に砕け散った。
 これ生きてるんだろうか。ほっといたらその内くっつきそうな気がするので、死んだ訳ではないようだ、と私は内心首を傾げる。
 ひどい目にあっている私は、泣きそうな気持ちでいたようだ。うっすらと暴力に怯える感情が伝わって来ていた。自分を出せば殺される、という強迫観念は、この身分と受けた扱いから得たトラウマからきていたようだ。

「さて、理解できたところで、レトリーバルよ!」
「苦手なんだけど……。まぁ、いいや。どうすればいいの?」
「好きな人に変身して抱き締めてあげればいいのよ」

 ずんぐりむっくりな翠の土偶(♀)は、ちょっとすらりとした翠の土偶(♂)に変身した。いや、もうどう言い表せばいいんだ、この謎異星人。
 変身したところで、ぴんときた。

「この彼の魂、アスワと同魂だ」
「その通りよ、なかなか鋭いわね」

 ちなみに、メインガイドのアスワ、私とは属するI/There、類魂が若干異なるらしい。縁ある事は確かで、こういう風に過去生でよく彼と同魂の存在を見かける。インドでは権力争いに負けた若いバラモンとクシャトリヤの私とで、身分違いの恋をした?ばっかりに、私は周りに焼き殺され、父は復讐に出かけて処刑されると、まぁ散々な目に合ったようだ。この時の父がアスワと同魂だった。バラモンの方は確か今生での父親だった気がする。

 とりあえず、倒れていた彼女(?)を助け起こし、「主人がいない場所で我を出していればいいよ」と慰めて抱き締める。ぽっと朱がその頭らしき部分に上ったように見えた。彼もまた奴隷階級だが、なかなかハンサムガイだったようだ。
 その後彼女がどうなったかというと、この星でも主人は奴隷の扱いがえげつないと評判の人物だったようで、やがて主人が没落するとその手を離れて、マシな主人のところに彼と共に引き取られて一応幸せに夫婦として暮らしたらしい。とんだ主人に当たったものだ。

「人目を気にしすぎるのはどうにかならないのかな」

 暗闇の中に戻ってきて言うと、「あら、簡単よ」とガイドが言う。

「こっちにいらっしゃい」

 何かされそうでイヤだ。不審からびくびくしながら近づくと、ガイドが紅いマニキュアの目立つ手でがっちりと私の顔をホールドして、至近距離から瞳を覗きこんで言った。

「うふふ。『あなた』ね? この子の中で悪さしてるのは」


レディピンク



 ぐわっと鋭い爪のついた指が開かれて、私の顔面を突き破り、そのまま中に突き進んでいった。
 あ、やっぱり、と私が遠い目になって現実逃避をする間もなく、突っ込まれた手は引き出され、それに掴まれて何者かが私の体の中からずりゅうぅぅぅっ!っと引き出された。人が引き出された。
 驚いたというものではない。人の中から人が出てくる、しかも中年のおっさんだった。何事が起こったのか分からずに二メートルは後ずさって、ドン引きしたまま、ガイドとその手にぶら下げられて力なく項垂れるしょぼくれたおっさんを見比べる。

 目の前の中年の男性には見覚えがある。ありすぎた。

「M先生……」

 絶句する。
 くたびれた雰囲気だけで分かる。
 彼は中学校の三年間、連続で担任に当たった人だった。
 何で彼が私の中から出てくるんだ。意味が分からない。

「中学生のころから人目が気になるようになったでしょ?」
「ああ、うん…」
「この人があなたの中にマトリクスを残していたのよ。自分の価値観を植え付けたのね」

 中学は、ぼんやりしていた私が周りが急に大人になっていく中で取り残されて、うまく人間関係の変化に適応できずに悩んでいた時期だ。多感な女子の口さの無い話についていけず、ついていく気にもならず、周りにも溶け込めない、数々の勘違い、不器用、空気も読めない。まぁ、そんなドンくさかった人間が相手にされる訳がなく。悩んだ挙句お腹が痛くなって保健室に駆け込んで、ベッドの上で燻っていたら、先生がやってきて、いろいろ話をしてくれたのだ。

『いいか? この世に生きていておまえの目の前に10人の人間がいるとする。そのうち1人や2人は必ずおまえを嫌うもんや。世の中はそうなってる。でも、それは仕方ないことや。10人が10人、おまえを好きになるなんてことは、ありえへん』

 人に好かれず悩んでいた当時は、その言葉である程度私も納得していた。

「でもね。それってこうは考えられないかしら。あなたがそれを信じる限り、あなたの前にあなたを嫌う人間が現れ続ける」

 はっとした。顔を上げてガイドを見ると、彼女は先生を掴んで宙に吊り上げたままだ。

「人が目の前に10人いれば必ず誰かに嫌われる、そんな否定的現実を、彼はあなたに植え付けたのよ。――だから、さぁ、ここでフォーカス15の本領発揮よ!」

 へ。
 きょとんとして見返す。

「ここは想像の創造、具現化ができる場所。あなたの現実をここで破棄して、あなたの前に10人いたら、必ずあなたが好きな人が現れる、ネガティブな人はどっかに行っちゃう。そんな現実に新しく作り変えちゃいましょう? 何もあなたがわざわざそんな人間を引き寄せて、余計なエネルギーを使う必要もないのだから」

 そう来たか。
 というか、そんな活用法があったのか。

 私にとってはそれは全く新しい発想で、とりあえず、彼女の言うように現実を作り変える宣言をして、今の現実を破棄し、新たに創造を行った。使い慣れたエネルギーバーツールは、アトランティスの水晶のついた錫杖(らしきもの)。

「周りは気にするなって言うのよね。でも、『気にするな』っていうのも良くないわよね。否定が理解できない宇宙の言葉で言うなら、それは『気にしろ』ってことになっちゃうから。『無視』でいいのよ、そういう時は。無視。ムシムシ。

さぁ、今日はこれぐらいにしときましょう。全部やっちゃうと、反動が出ちゃうからね。また思い出した時に、あなたのペースで来てちょうだいな!」

 ハキハキした調子でガイドが言うので、私は戻って行ったのだった。



(よぉ、あいつ、どうだった)
(なんかイロイロな意味ですごい人だったよ。彼女のこと、どう呼ぼうかな。アスワみたいに好きに呼べって言ってたよ)

 次の駅に移動しながら、んー、と少し考える。

(レディー・ピンク、っていうのはどうかな。逆の語だと某アイドルになっちゃうから、それは却下の方向で)

 ふと、イメージの中でアスワがどこか別の方向を振り向いて、微かに笑う気配がした。

(その呼び名、かなりお気に召したようだぞ。良かったじゃないか)
(ネーミングセンスあんまりないんだけどねぇ。ところで反動って何)
(一気に開放すると、舞い上がっちまうからな。テンションおかしくなって壊れて明るく振舞っても、変だろ。そういう弊害を防ぐって話だ)
(ふーん)

 なんて、こともあったとさ。
 

 ちなみにその後精神状態を観察していたが、衆人環境で急にストレスやパニックのような恐怖を感じることが格段に減ったという変化が見られた。
 ストレスを軽減する成分も含まれる胃腸系の漢方薬を飲んだりしていたので、いろいろな要因がうまく重なって解決の方向に転がったのではないだろうか。なんて、今は考えている。

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プロフィール

ふゆ

Author:ふゆ
 大阪在住。なぜスピに入ったか、いつからスピなのか、最近ちょっと分からない。
 基本のんべんだらりと過ごしつつ、日々の気付きや自分のこととか、ナニカ?との会話からてきとーに。

 時々ヘミシンクの要領で非物質世界に行ってみる。自分フィルターかかりまくり。どう受け取るかは自己責任で。


at 2012.09.28.

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